簿記とFP

お金に関連する資格取得を考える際、
FP2級と簿記2級はどうも天秤にかけられることが多いような気がします。

「FPと同レベルの難易度なら、簿記はとるべきなのか?」、もしくは
「どちらを先に目指すべきなのか」
といった疑問は、多くの受験生の頭を悩ませているようです。


一般的に、FP2級と同難易度と考えられている簿記2級。

しかしながら、両者は少しばかり毛色の異なる資格であるとも言えます。


FPといえば、「税金、保険、年金といった幅広い分野に精通したお金の専門家」。


一方で、簿記検定が目標としているのは
「経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能」です。

つまり、後者は「会社経営上必要な会計知識」を習得するものなので、
FPと同難易度とは言えども、学習内容は大きく異なることが分かります。


それでは「FPと簿記のダブルライセンスは意味がないのか」
といえば、決してそうではありません。

FPとして活躍するにあたり、
簿記の勉強を通して養われるコスト感覚は必ず役に立ちますし、
法人相手に仕事をしていくのであれば非常に関連性の高い知識であると言えます。


こうした背景から、FPと簿記のダブルライセンス率は非常に高いのです。


ちなみに、「FPと簿記、難易度的にはどちらが高いのか」という問いについては、
「個人によって異なる」と言えます。

すでに社会人で、実生活において社会保険やローンといった事柄と
深く関わっている状況であればFPが取り組みやすいですし、
経営・経済系の学科で学ぶ学生さんであれば簿記の方が一層身近に感じられることでしょう。


受験生の立場に立ってみれば「まずは受かりやすい方に」と
考えるのが人の常でありますが、
FPと簿記の難易度は一概には「どちらがどう」と言い難いのが実情です。

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